QQ Englishオンライン英会話でカランメソッドを続けて、Stage4がほぼ終了しました。
「カランメソッドは英会話が4倍早く英会話をマスターできる。」と言われていますが、一部には「カランメソッドは英会話に効果がない。」という意見もネット上では散見されます。本当のところは、どうなのでしょうか?
一旦カランメソッドをお休みにしてDMM英会話で通常の英会話レッスンの受講を始めてみました。
そこで実感したカランメソッドの効果について、この記事で説明します。
カランメソッドの効果に疑問が湧いてくる
カランメソッドとは
カランメソッドがどのようなものかは、以前の下記記事にも書きましたが、ここでも簡単に振り返っておきます。
カランメソッドは、英語を母国語としない人のための教授法で、普通に英会話を習うより4倍速く習得できるとされています。
具体的には、講師の先生が通常の会話よりも早口で質問をし、それに対して生徒は返答をします。例えば次のような感じ。
「なんだ簡単だなぁ」と思うかもしれませんね。
しかし、返答は「即」「フルセンテンスで」しなければならず、少しでも間が空くと講師が先導して返答を始め、生徒は先生に付いて話すことになります。
やってみると分かるのですが、即フルセンテンスで自分から返答するのは意外と難しいんです。
カランメソッドの疑問
カランメソッドは、英語を口から発することに慣れていないと、最初のうちは全くついて行けません。先生が先導する返答をシャドウイングしている状態です。ですが、進めるうちに徐々に自分からも返答ができるようになってきます。
しかし、これを続けていると疑問が沸いてくるのです。
カランメソッドでは決まった応答を繰り返すのがメインで、先生と会話しているわけではありません。
これで英語が話せるようになるのだろうか?
そんなふうに思うようになりました。
それで、一旦カランメソッドをお休みにして、普通の英会話に切り替えてみました。果たしてカランメソッドは英会話に効果があったのでしょうか。
カランメソッドは英会話に効果があった?
DMM英会話でレッスンを受講して実感したこと。
まず、リスニングはやはり楽。
前回の記事にも書きましたが、カランメソッドはリスニングにとても効果があります。英語を聞いて英語のまま理解することができるようになります。
カランメソッドでリスニング力がアップしたので、通常の英会話レッスンで先生の話を理解するのは難しくありません。むしろ、先生にもう少し早く話して欲しいと思う程ですし、先生からリスニングは褒められます。
さらにもう一つの効果。
以前は単語でしか返答できなかったようなことを、フルセンテンスで話そうとする自分がいました。
カランメソッドでは常にフルセンテンスで返答することが求められます。そのおかげでしょうか?DMM英会話でも、どんなことでもフルセンテンスを作って答えようとしていました。
きちんとしたセンテンスで会話することは、大人の会話としてはとても大切なことです。
カランメソッドは英会話初心者にオススメ
英会話初心者の社会人が将来ビジネスで英語を使いたいなら、カランメソッドはオススメです。
カランメソッドで、英語を英語のまま理解するリスニング力とセンテンスを作って返答する能力が鍛えられるからです。
日本語でもそうですが、ビジネスシーンでは、きちんとしたセンテンスで話すことが必要です。単語だけで返答するようなことはありませんよね。
常にフルセンテンスで返答することが求められるカランメソッドで、フルセンテンスで返答する習慣を身につけておけば、ビジネスシーンでも役に立つことでしょう。
逆に言うと、英会話を学習する目的が海外旅行なら、カランメソッドは不要かもしれません。フルセンテンスでコミュニケーションしなくても意思疎通ができれば、何とかなりますからね。
もちろんカランメソッドだけでビジネスシーンに対応できるというわけではなく、他の勉強も必要だと思います。ボキャブラリーを増やしたり、様々な表現を身につけたりといったことですね。
しかし、ある程度カランメソッドで進めて、リスニング力とセンテンスを作って応答する力をつけてから、ビジネス英会話やフリーカンバセーションに進むのがいいのではないかというのが実感です。
遠回りのようで、それが社会人が仕事で使う英会話をマスターする近道かもしれない。それが、最近の感想です。
生徒: Yes, it’s a pen.