TOEICでそこそこスコアが取れても、英語が話せない方が多いとも言われています。
実は私もTOEICのスコアの割に話せません。スコアの詐称はしていないのですが・・・
いくつかのオンライン英会話スクールで体験レッスンを受けてみましたが、自分でも驚く程話せませんでした・・・というか、英語が口から出て来なかったという方が正しいですね。
しかし、同時に、ネイティブの先生がこちらの言いたいことを理解してくれるため、不完全な英語でも会話が進行していくことに、これでいいのだろうかという疑問も感じました。
そこで、英語を口から発する訓練として、英語の筋トレとも言われるDMEメソッドに興味を持ったので調べてみました。
DMEメソッドとは
DMEメソッドは、英語の直接教授法(ダイレクトメソッド)のひとつです。
ダイレクトメソッ ドで有名なのは英会話スクールの老舗のベルリッツの教授法です。母国語を用いずに外国語を教える方法です。
このベルリッツのメソッドを1960年代にイタリアのベルリッツの講師だったカランさんがイタリア人のために改良したのがカランメソッドです。
そしてさらにカランメソッドを現代版にアレンジ・改良したのが DMEメソッドです。
ダイレクトメソッドによる勉強法
カランメソッドは、英語で聞いて英語で理解する英語脳を育成することを念頭に、リピートやレビュー、そしてスピードに重点をおいた勉強法です。
レッスンの基本はテキストに書かれた質問を先生が2回質問し、それに対しフルセンテンスで回答するというものです。
DMEメソッドはさらに、カランメソッドの長所はそのままに、さらに文法にも重点をおいたメソッドとされています。また、3〜4年ごとにテキストをアップデートしていて、常に最新の内容でタイムリーな英語が学べるのが特徴です。
とにかく、英語を英語のまま理解し、反射的に口から発するための訓練ができる英語学習法といったところですね。
これこそ、私が求めていたものです。
このDMEメソッドをオンラインで学ぶことができるので、調べてみました。
DMEメソッドが学べるオンライン英会話スクール比較
DMEメソッドが学べるオンライン英会話スクールは探したところ3校しかありませんでした。うち2校は同じ会社が運営していますから、実質2校しかありません。
1社がイングリッシュベル、もう1社がiTalk Englishです。
イングリッシュベル
イングリッシュベルは、DMEに限らず多くのクラスを用意しているオンライン英会話学校です。
先生はフィリピン人の先生を採用しています。ホームページを見る限りでは多くの先生がいますし、先生の質を維持するために採用後も研修・評価を積極的にしているようです。
気になる受講料は、月20回プランで月9800円で、1回あたり490円です。月額制でも40日間有効なので、2日に1回の受講ペースでも大丈夫なのはうれしいところですね。また、デイタイムプランでは午前8時から午後6時までの間しか受講できませんが、月40回で15400円、1回あたり385円となり、少しお得な料金設定になっています。
iTalk English
iTalkは、オリコン調査の顧客満足度No.1の英会話スクールです。こちらも、DMEに限らず多くのコースを用意しています。
ホームページで見る限りでは、先生の数はそんなに多くなさそうです。先生が少ないと、希望の時間に予約を取れないこともあり得ますので、気になるところです。
DMEコースの受講料は、20回で8800円で、1回あたり440円です。これは3か月有効なので、かなり余裕をもって受講できますね。他の格安のオンライン英会話を受講しながら、週に1~2度DMEをするといった受講方法も可能ですね。
管理人は一度iTalkの無料体験レッスンを受けたことがあるので、今度は管理人はイングリッシュベルの無料体験を申し込みました。
イングリッシュベルでは、最初はレベルチェックからです。オンライン英会話の無料体験はいくつか経験しましたが、最初にレベルチェックをされるのは、イングリッシュベルが初めてです。
結果はまた報告しますね。
(追記)一旦カランメソッドで学習した後にイングリッシュベルでDMEメソッドを学んでいます。