オンライン英会話を始めようとしても、どう利用すれば効率よく英会話をマスターできるのかは悩ましいです。
特に、社会人であれば効率的に英会話をマスターしたいもの。
オンライン英会話を上手に利用して英語をマスターした方が書いた本が「オンライン英会話の教科書」です。
何となくノウハウっぽいタイトルで、読む前はあまり期待していませんでした。
それがいい意味で裏切られました。
社会人がオンライン英会話スクールを利用するためのヒントが満載です。
オンライン英会話は本当に使えるのか
以前、雑誌を読んでいたとき、とあるオンライン英会話学校の方の言葉が紹介されていました。「毎日25分オンライン英会話を3か月程度続けると、簡単な会話はスムーズにできるようになります。」
それはそうかもしれません。
しかし、社会人はただ単に日常的な英会話ができるようになりたいわけではありません。ほとんどの人は、英語が話せなくてもこの先困ることはないでしょう。
それでも「英語を話せるようになりたい!」
そう思っているのは、実現したい夢や目標があるから
ではないでしょうか。
私たちは、単に簡単な会話をしたいわけではありません。もっとその先に行きたいのです。
そのために、オンライン英会話は利用価値があるのでしょうか?
どう利用すればいいのでしょうか?
それを知りたいと思いませんか。
オンライン英会話の教科書
「オンライン英会話の教科書」の著者「嬉野克也」さんは、オンライン英会話を利用して、英語を勉強されました。そして今では、TOEIC900を突破し、会社で英語を使う仕事を担当されています。
その嬉野さんが本書でオンライン英会話の利用方法を丁寧にアドバイスしてくれます。「オンライン英会話をどう使うのか」という視点から本書は書かれています。
社会人の立場から書かれているので、社会人にはとても参考になる内容です。
英語が話せるようになって、どうなりたいのか
「あなたはなぜ今、英語の勉強をするのですか?」
嬉野さんは本書の最初でそう問いかけてきます。
「英語で本当は何をしたいのかを確かめていただきたい」
とも言われます。
これは、オンライン英会話を利用するうえで、非常に重要なことです。続ける上でのモチベーションに影響します。
しかし、それだけではありません。
もっと大事なオンライン英会話のレッスンの組み立てにも大いに影響してきます。
オンライン英会話は受け身で学習するのでは、いつまでたっても英語は身に付きません。
主体的にレッスンを創ること。
それがが求められます。
本書には、嬉野さんなりのレッスンの活用法が解説されています。
参考にできる部分も大いにあります。
しかし、あなたの目標とは必ずしも一致していないかもしれません。そこは、あなたなりにアレンジを加える必要も出てきます。
自分なりのレッスンを創るためには、どうすればいいでしょうか?
英語が話せるようになってどうなりたいのか、英語で本当は何をしたいのか。
これを常に意識しておくことです。
まとめ
オンライン英会話をこれから始めようと考えている方にはオススメの本です。オンライン英会話を始めたもののこのままでいいのか悩んでいる方も一読されるといいでしょう。
オンライン英会話は時間と場所を選びません。手軽に受講できるだけに漫然と受講することがないようにしたいものですね。