格安オンライン英会話スクールというと、どこを思い浮かべますか?
有名どころだと、「DMM英会話」とか「レアジョブ」でしょうか。
料金に関して言えば、「レアジョブ」は格安オンライン英会話スクールとして紹介されることが多いですがオンライン英会話スクールとしては普通で、それより安いのが「DMM英会話」です。
その「DMM英会話」よりさらに安いのがここで紹介する「Weblio英会話」です。
Weblio英会話でお試しに受講してみました。
Weblio英会話とは
ところで、「Weblio英会話」の「Weblio」に見覚えありますか?
そう、オンラインの英語辞書サービスのWeblio。Googleで英単語をそのまま検索窓に入力して検索すると「○○の意味ー英和辞典 Weblio辞書」と検索結果に表示されていて、そこをクリックするとWeblio辞書が表示されます。今オンラインで一番使われている辞書サービスとも言われています。
このWeblio英語辞典を運営しているウェブリオ株式会社が提供するオンライン英会話スクールが「Weblio英会話」です。
Weblio英会話は、とにかくレッスン料金が安い!料金プランをDMM英会話と比較してみました。
プラン | レッスン回数 | Weblio英会話 | DMM英会話 |
お試しプラン | 毎月4レッスン | 1,480円 | |
お手軽プラン | 毎月8レッスン | 1,980円 | |
毎日レッスンプラン | 毎日1レッスン | 3,400円 | 4,950円 |
基本プラン | 毎日2レッスン | 6,300円 | 8,200円 |
集中勉強プラン | 毎日3レッスン | 8,300円 | 11,500円 |
英語漬けプラン | 毎日4レッスン | 9,800円 |
こうして見ると、Weblio英会話はのレッスン料金は、「格安」というより「激安」という方がピッタリではないでしょうか。
DMM英会話のレッスン料金が2016年1月から値上げされましたが、その値上げ前のレッスン料金よりもまだ安い料金です。ちなみに、DMM英会話は値上げ前のレッスン料金が、毎日1レッスンで3,950円でした。
Weblio英会話では、今のDMM英会話より約3割安い料金で英会話が習えます。
でも、いくら受講料が激安でも、安かろう悪かろうでは意味が無いので、お試しプランで受講してみました。
激安のWeblio英会話を受講した感想
Weblio英会話に登録すると、1回無料で体験レッスンを受講できます。無料体験レッスンはレベルチェックというわけでも無さそうです。
初めてなのでどの先生にすれば良いのか分からないのですが、「✿♥✿ Anna ✿♥✿ 先生」を選んで予約してみました。
Anna先生を選んだのは、名前が目立っていたからクリックしたのですが、講師のクチコミを見るとスゴク評判が良かったので、クチコミに従ってみることにしたのです。
無料体験レッスン
無料体験レッスンでは、簡単な挨拶をした後で、「英会話スクールの経験の有無」を質問されたので、「ある」と答えたところ、SkypeのチャットボックスでテキストのURLが送られてきました。
開くと「Intermediate」中級レベルのレッスンです。
テキストは、SPEAKING、GRAMMAR、READINGのパートに分かれています。
最初、SPEAKINGパートでは、5つの質問があり、それに答えるとともに、その理由や意見を聞かれます。開いたテキストでは「FAMILY」についてでした。
テーマが家族と言っても家族関係について質問されるのではありません。例えば「共働きは子どもにとって悪いことか?」という質問に答え、理由を言います。
無料体験レッスンなのに意外と難しい。
次のGRAMMARは、空欄に入る適切な語を4肢から選ぶもの。TOEICっぽい問題です。
最後のREADINGでは、3パラグラフの文章を音読します。その後、内容の理解度を問う質問があり、次に内容についてディスカッションをする質問をされます。ディスカッションでは自分の意見や考えを理由をつけて話さないといけません。
内容的には日本語で答えるとしても難しいものもありましたが、Anna先生がとても話しやすい雰囲気を作ってくれたので、リラックスして受講することができました。クチコミの評判どおりの良い先生でした。
最後に、全体の評価として英会話のレベルは「中級の上」と言われました。
Bizmatesでレベル1ランクCとされたのと比べると、随分良い評価です。Bizmatesの評価が厳しいというべきかもしれませんね。
Weblio英会話の感想
Weblio英会話は、他の英会話スクールの経験があると少し戸惑うこともあります。
例えば、他の英会話スクールでは予約時にレッスンの希望を伝えられます。どういうレッスンを受講したいかとかどのテキストを使いたいかといったことです。
ですが、Weblio英会話では、予約は講師と日時を選ぶと予約は完了です。
「あれ?レッスンは何をするんだろう?」と思ってしまいます。
オリジナルのテキストや決まったカリキュラムは整備されていない感じで、ネット上にあるさまざまなサイトを利用しながらレッスンを受講するようです。激安な受講料を維持するには、このあたりは仕方ないのかもしれません。
レッスンの冒頭で希望するレッスンを伝えればそれに沿った内容のレッスンを進めてもらえます。例えば「ビジネス」とか「ニュース」とか。
肝心のレッスンでは、講師の先生は、細かく英語を訂正するという感じではありません。こちらが英語を話しやすい雰囲気を作ってくれています。そのため、こちらも緊張することなく気分よく英語を話すことができます。
そういう点から、Weblio英会話は「ビジネス英語」といった堅めの英語を話すよりは、もっと自由に英語を話すような利用をした方が良いのではないかと思います。
正直言うと最初は「激安の受講料がウリで安かろう悪かろう」ではないかと思っていたのですが、「激安でも使える」英会話スクールだと思います。
激安Weblio英会話オススメの使い方
使える英会話スクールだと言っても、Weblio英会話は細かく英語をチェックする感じのレッスンではないので、社会人の人でビジネスの現場の「交渉」や「プレゼンテーション」などで使える英語表現を身に付けたいときは、他の英会話スクールの方が良いでしょう。例えばBizmatesやレアジョブです。やはり正確な英語を使いたいですからね。
しかし、ビジネスの現場では仕事以外の会話や雑談も必要で、これらの方が何について話すかテーマがあらかじめ分からないので難しい面があります。
このような会話の練習として、Weblio英会話のフリートークで英語を話す練習するのは「有り」だと思います。気持よく楽しく話せる雰囲気を作ってくれるので、そういう練習にはうってつけです。
また、普段忙しくてなかなか英会話の時間が作れないビジネスマンの方が使うのにも、Weblio英会話の「お試しプラン」や「お手軽プラン」は無駄が少なくて良いのではないでしょうか。
他には、「英会話は問題なくできるのに、あまり話す機会が無い」という方が、英語を忘れないために使うのもオススメです。