災害救助ロボットのコンテストで初日日本が首位という記事を今日見たのですが、その後調べてみたところ、最終的に日本のベンチャー企業のSCHAFTが優勝しました。
ロボット技術は日本が世界で一番と思っていたので、優勝できて良かったですね。一番を証明できました。
ところで、この災害救助ロボットは、原子力発電所の事故現場など人間が近づけないところで作業するロボットです。日本は福島の原発事故もあり、優秀なロボットを開発する必要に迫られているわけですよね。
災害救助ロボコンとは
災害救助ロボコンは、米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)が主催しています。
国防総省の主催と聞くと、軍事ロボットではないかと穿った見方をしてしまいますね?
ただ、この災害救助ロボコンは、福島第一原発の事故をきっかけに企画されたものなんだそうです。軍事とは(表向きは)関係ないのかな。
DARPAの今回のコンテストのホームページ(ROBOTICS CHALLENGE TRIALS 2013)には出場チームのロボットが紹介されています。
NASAが開発したものはそのまま映画で使えそうな外観ですごくかっこいいです。が・・・今回のコンテストのスコアは0(ゼロ)です。0点、ガンツ先生に叱られるレベルです(すみません。分からない方は「かんばれ!!ロボコン」を見てください)。
優勝したSCHAFTのロボットを動画で見てみましょう。
これがSCHAFTのロボット凄えっ
これが優勝したSCHAFTが開発したロボットです。
凄いとしか言いようがありません。階段を登ったり、障害物を超えたり、これを二足歩行でやってのけるんですね。事故現場で二足歩行する必要があるのか素人には疑問ですが、それだけのバランスが保てるというのはやはり凄いことなんでしょう。
障害物を動かしてドアを開けるところを見ると、今すぐにでも福島で活躍できるのではと思ってしまいます。
今回のロボコンで優勝したSCHAFTは、東大のロボット研究者らが中心となって設立されたロボット開発ベンチャー企業です。
SCHAFTのチームの紹介動画はこちらです。
このSCHAFTは、今月Googleに買収されてしまったんだそうです。だからこのすごいロボットもGoogleの物になったんですね。
Googleの豊富な資金が入って、今後の開発が加速されることが期待されます。
まとめ
Googleの豊富な資金を使って開発を加速させ、福島第一原発の事故の収束に役立てて欲しい。
アメリカの手に落ちて軍事ロボットにするのだけは、やめて欲しい。