この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
「Duolingoでスペイン語を始めてみたけれど、このまま続けて、どこまでできるようになるのだろう」。そんな疑問を感じたことはありませんか。
私こべたろは、英語でスペイン語を学ぶDuolingoのコースを、300日以上続けています。英語は長く使ってきましたが、スペイン語はまったくの初心者から始めました。
続けてみてわかったのは、Duolingoは毎日スペイン語に戻ってくる入口としては心強い一方で、聞く・話す力まではアプリだけに任せきれない、ということです。この記事では、Duolingoのスペイン語で身についたこと、足りないと感じたこと、60代からゆるく続けるための補い方をお話しします。
結論:Duolingoスペイン語は「毎日スペイン語に戻る入口」です
Duolingoでスペイン語はどこまでできるのか。私の答えは、基本の単語と短い文に毎日ふれて、スペイン語に慣れるところまでです。自分の言葉で会話できるところまで、アプリだけで連れて行ってくれるわけではありません。
Duolingoのレッスンは、短い文を聞く・並べる・訳すといった練習を少しずつ繰り返す作りです。気軽に毎日続けられる反面、まとまった話を聞き続けたり、自分で文を組み立てて話したりする時間は少なめです。
私がスペイン語を始めたきっかけは、少し変わっています。以前、職場の近くにサッカーのイニエスタ選手が住んでいた時期があり、スタッフが何度か見かけていました。「会ったらスペイン語でひと言話せたら」と思いながら、結局なにもできませんでした。そのやり残しを、いまDuolingoで少しずつ取り戻しています。
2026年9月時点で308日続けていて、アプリ内のDuolingo Scoreは31です。数字の伸びはゆっくりですが、毎日スペイン語を開く習慣は途切れていません。
なので、Duolingoには全部を期待せず、毎日スペイン語に戻ってくる場所として使うのがちょうどいいと感じています。足りない部分は、このあと紹介する方法で少しずつ補えば大丈夫です。
英語でスペイン語を学ぶという選び方
私が使っているのは、日本語ではなく英語で説明を受けながらスペイン語を学ぶコースです。このコースを選んだ理由は二つあります。英語のほうが日本語よりもスペイン語に近い言語だと思ったこと、そして英語の勉強にもなると考えたことです。
英語をある程度読める方なら、スペイン語と一緒に英語の復習もできる、一石二鳥の選び方だと感じています。
日本語で学ぶコースとの違い
Duolingoには、日本語からスペイン語を学べるコースもあります。英語から学ぶコースとは別のコースで、2025年に提供が始まりました。どちらのコースも内容の拡張が続いているので、いまどこまで学べるかは、アプリのコース画面で確かめるのが確実です。
英語に苦手意識がある方は、無理をせず日本語のコースから始めて大丈夫です。
英語の復習にもなる
英語でスペイン語を学んでいて、思いがけずうれしいのが、スペイン語の単語から英単語を思い出す瞬間です。
たとえば profundo(深い)を見たときは、英語の profound がすぐに頭に浮かびました。aficionado(愛好家・ファン)は、英語の文章でもときどき目にする言葉です。スペイン語と英語には、つづりや意味の似た単語が少なくありません。
英語で説明を読み、スペイン語を覚えながら、ときどき英単語まで思い出す。二つの言語が頭の中でつながっていく感覚は、英語を学び直してきた者にとって、ちょっとしたごほうびです。
わからないときはAIに聞けばいい
私自身は、英語の説明で困ったことは特にありません。それでも、スペイン語の表現そのものについて「なぜこの形になるのだろう」と引っかかる場面はあります。そんなときは立ち止まって悩まず、AIに質問してから次へ進むようにしています。ひとりで抱え込まずに済むので、聞ける相手がいることは続けるうえで大きな助けです。英語の説明が負担に感じる方も、日本語でAIに聞けば同じように確かめられます。
308日続けて、Duolingoスペイン語で身についたこと
308日続けて身についたのは、よく出る単語や短い文なら、読んだり聞いたりしてすぐに意味がわかることです。まったくの初心者から始めたことを考えると、自分でも少し驚いています。
Duolingoでは、同じ単語や言い回しが形を変えて何度も出てきます。一度で覚えられなくても、繰り返し出会ううちに、いつの間にか考えなくてもわかるようになっていました。
ほかにも、いまはこんなことができるようになりました。
- 簡単なあいさつや自己紹介が言える
- スペイン語学習者向けの動画 Dreaming Spanish の Beginner レベルなら、内容が理解できる
Dreaming Spanishは、Duolingoと並行して聞いている動画です。Duolingoだけの成果とは言えませんが、アプリで毎日ふれてきた単語や短い文が土台になって、Beginner レベルの動画なら話の内容を追えるようになりました。続けてきてよかったと思える変化です。
1回のレッスンは短くても、300日分積み重なれば、できることは確かに増えました。ゆるくでも毎日続けることが、Duolingoをいちばん生かす使い方だと実感しています。
Duolingoだけでは足りないと感じたこと
一方で、Duolingoだけでは、聞く力と話す力は十分に伸びないというのが、308日続けた私の実感です。
Duolingoにも聞く問題や声に出す問題があり、短い会話形式の読み物や音声の機能もあります。それでも、レッスンの中心は短い文です。ふつうの速さで続く会話を聞いたり、言いたいことを自分で組み立てたりする練習は、アプリの中だけでは足りません。
ナチュラルスピードにはまったくついていけない
Beginner レベルの動画なら内容を追えるようになった、とお話ししました。けれども、ネイティブ同士がふつうの速さで話すスペイン語になると、まったくついていけません。ときどき聞き覚えのある単語が耳に入る程度で、あとはそのまま流れていってしまいます。
アプリで覚えた単語を「聞いてわかる」ようにするには、アプリの外で、もっとたくさんのスペイン語を耳に入れる時間が要ります。
自分で文を作るのに時間がかかる
簡単なあいさつや自己紹介なら言えるようになりました。ただ、それ以外のことを自分でスペイン語にしようとすると、一文作るのにずいぶん時間がかかります。
Duolingoでは、用意された単語を並べたり、示された文を訳したりする練習が多くなります。答えを選ぶことには慣れても、何もないところから文を組み立てる力は、別に練習しないと育ちにくいようです。
Duolingo Scoreは資格ではない
もう一つ気をつけたいのが、アプリに表示されるレベルの読み方です。私のDuolingo Scoreは31ですが、これはDuolingoが学習の進み具合を示すための目安です。スペイン語技能検定(西検)やDELE(スペイン政府が認定する国際的な資格試験)のような、公式な資格の結果ではありません。
Duolingoの説明では、スコア30〜59がCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)のA2に対応づけられています。私のスコア31も、Duolingo上の対応づけではA2の入り口あたりということになります。ただし、これはあくまでアプリ内の目安です。
数字が上がるのは励みになりますが、「スコアが上がった=話せるようになった」とは限りません。スコアは自分の歩みを振り返る目印くらいに受け止めて、聞く・話す力は別の方法で確かめていくのが安心です。
Duolingoをどこまで頼りにして、何をほかで補うかについては、Duolingoを語学習慣の入口にする考え方の記事でも詳しくまとめています。
60代初心者のゆるい進め方:Duolingoを軸に少しずつ補う
足りない部分があるからといって、Duolingoをやめる必要はありません。Duolingoを毎日の軸にして、聞く・読む・話すを少しずつ足していく。これが、60代から無理なく続けられるやり方だと思います。
最初から全部をそろえようとすると、それだけで疲れてしまいます。まずはアプリで毎日スペイン語にふれ、余裕のある日にだけ、ほかの練習を一つ足す。そのくらいのゆるさで十分です。
まずは1日1レッスンでも「続いている」と考える
忙しい日や気が乗らない日は、1レッスンだけで終わりにしてかまいません。量は気にせず、スペイン語から離れない日を積み重ねていきましょう。ゼロの日を作らなければ、翌日また戻ってくるのがぐっと楽になります。
聞く練習は、Dreaming SpanishやYouTubeで
ナチュラルスピードについていけない分は、アプリの外で補っています。私が聞いているのは、Dreaming Spanishなどの、学習者向けにわかりやすく話してくれるYouTubeの動画です。
レベル別に動画が分かれているので、いまの自分にちょうどいい速さのものを選べます。全部聞き取れなくても、話し手の表情や映像から内容を想像しながら聞くだけで、スペイン語の音に少しずつ慣れていきます。
短い物語を読んで、表現と単語を増やす
読む練習には、初心者向けのスペイン語のショートストーリーを使っています。Duolingoでは一文ずつばらばらに出てくる単語や表現が、物語の中では前後の流れと一緒に出てくるので、使い方ごと覚えやすくなります。
わからない表現が出てきたら、先ほどお話ししたようにAIに聞いてから先へ進みます。辞書を引いて考え込むより、ずっと気楽に読み進められます。
自分が使いそうな表現をAIで作って、Ankiで覚える
作文に時間がかかるのは、すぐに使える表現の手持ちが少ないことも一因です。そこで私は、自分が実際に使いそうなスペイン語の表現をAIに作ってもらい、それを暗記アプリのAnkiに入れてくり返し見ています。自分用の例文を作って覚えるやり方は、YouTubeで語学学習について発信している方がすすめているのを見かけたこともあります。
Duolingoに出てくる文は、誰にでも当てはまる例文です。自分の暮らしや好きなことに合わせた表現なら、覚えたあとにそのまま使えますし、覚える気持ちも入りやすくなります。一から作文するのが大変なうちは、「作る」より先に「使える文を手元にためる」ところから始めると気が楽です。
話す練習はAIを相手にしてみる
ためた表現を実際に使う場として、AIを相手にした練習も役に立ちます。人前で話すのはまだ気おくれするという方にも向いています。私も英語では、AIを相手に会話の練習をしています。やり方はChatGPTで英会話を練習するプロンプトの記事にまとめました。スペイン語でも同じように、短い自己紹介から試せます。
一度に全部を始めなくて大丈夫です。「Duolingoは毎日、動画は週に数回、読み物は気が向いたときに」くらいから始めて、続けられそうなものを残していきましょう。
Duolingoスペイン語のよくある質問
Duolingoでスペイン語は無料で学べますか?
無料でも始められます。ただし、無料版には使える機能やレッスンの進め方に制限があります。私は、制限を気にせずどんどん先へ進めたくて、有料プランのSuper Duolingoに切り替えました。
まずは無料で始めてみて、続けられそうだと感じてから有料プランを考えても遅くありません。料金やプランの内容は変わることがあるので、申し込む前にアプリ内の案内で確認してください。
Duolingoのスペイン語は日本語で学べますか?
日本語からスペイン語を学べるコースもあります。英語から学ぶコースとは別のコースなので、いまどこまで学べるかは、アプリのコース画面で確かめてから選ぶと安心です。英語が読める方なら、英語から学ぶコースで英語の復習を兼ねるのも一つの方法です。
Duolingoのスペイン語コースは、どのレベルまで進めますか?
Duolingoは、スペイン語などのコースで、ほとんどの学習者がCEFRのB2レベル(自立して言語を使える段階)までの内容を学べるようになったと説明しています(2026年時点)。ただ、コースを最後まで進めることと、その言語を実際に使いこなせることは同じではありません。スコア31の私は、ナチュラルスピードの会話にはまだまったくついていけません。
Duolingoだけでスペイン語が話せるようになりますか?
私の実感では、Duolingoだけで話せるようになるのは難しいと思います。短い文に毎日ふれる力はありますが、聞く・話す練習はアプリの外で足していくのがおすすめです。Duolingoは「入口」、話す力は動画・読み物・AIとの練習で少しずつ育てる、と考えると気持ちが楽になります。
まとめ:Duolingoスペイン語は「入口」として、ゆるく長く使う
Duolingoでスペイン語はどこまでできるのか。308日続けた私の答えは、よく出る単語や短い文がすぐにわかり、簡単なあいさつや自己紹介ができるところまでです。ナチュラルスピードの会話や、自分で文を組み立てる力は、アプリの外で補う必要があります。
- Duolingoは、毎日スペイン語に戻ってくる入口として心強い
- 英語から学ぶコースなら、英語の復習にもなる
- 聞く練習はDreaming SpanishやYouTube、読む練習は短い物語で補う
- 使いそうな表現はAIで作ってAnkiにためる
- Duolingo Scoreは目安であり、資格ではない
やり残していたスペイン語も、1日1レッスンから始めれば、暮らしの中に少しずつ入ってきます。60代からでも、ゆるく続ければ、できることはちゃんと増えていきます。まずは今日の1レッスンから、一緒に続けていきましょう。