TOEICの新形式問題をやり込むヒロ前田氏のセミナーに参加

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TOEIC新形式TOEIC

TOEIC界では知らない人はいないと思われる「ヒロ前田氏」
同じく超有名な「ロス・タロック氏」

この両名が講師の豪華なセミナーがあったので、参加してきました。

セミナーのタイトルは「5時間集中 TOEICセミナーin神戸 やり込めドリル」

2016年5月の公開テストから導入された新形式の問題にフォーカスした超マジメなセミナーとの触れ込みどおり、昼休み以外はほとんど休憩なしのかなりハードなセミナーでした。

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TOEICセミナーの年齢層は意外と高い

セミナー開始の15分程前に着くと、会場の半分程は既に埋まっていました。

第一印象は「意外と年齢層が高い」

こういったTOEICのセミナーに参加するのは初めてで、学生や若い社会人が多いのかと思っていたら、そうではなくて40~50代と思われる方が多い感じ。

前の席では、今日の講師のヒロ前田氏とロス・タロック氏が英語で何か話してる。

ちなみに、セミナーのテキストは、ヒロ前田氏とロス・タロック氏の共著の本を使う予定です。事前の予習は不要とのことだったので、買ったまま一度も開かずにセミナーに来ています。

今日の時間割は、前のホワイトボードに「予定の時間だけ」書いてありました。見ると、昼休み50分以外は休みがありません。何をやるのかも分かりません。

実際にやった内容は概ね次のとおりです。

  • 10:30~11:30 パート7の3文トレーニング、チャット問題
  • 11:30~12:30 パート3のグラフィック問題
  • 12:30~13:20 昼休み
  • 13:20~14:20 リスニング3文問題
  • 14:20~15:20 パート6 文選択問題、位置問題
  • 15:20~16:20 パート7 トリプルパッセージ

1、3、5コマ目がロス・タロック氏、2、4コマ目がヒロ前田氏担当です。

TOEIC新形式やり込みセミナーの内容

セミナーの雰囲気はこんな感じ。ここに写ってますよ。

意図問題の3文トレーニング

最初は、ロス・タロック氏による意図問題の3文トレーニングから。

意図問題は、TOEICに新しく加わったタイプの問題で、話手の発言の意図や理由を問う問題で、話の文脈の理解が問われるものです。

ロス・タロック氏曰く、「意図問題は、ネイティブにとっては、7問の出題のうち、問題文と選択肢を読むだけで回答できるものが6問。残りの1問は2つに絞り込まれても前後の意味を確認しないと解けない。」

つまり、ネイティブには簡単な問題。今回セミナーで使った書籍でも、次のように言われています。

意図問題は英語体験が豊富な人ほど有利です。・・・生きた英語のコミュニケーションに触れている人なら、特別な対策をとる必要はなく、むしろ「意図問題は楽勝」と感じるはずです。一方で、これまで「英語力」よりも「受験力」の強化に重点を置いた学習をしてきた人や。TOEICに特化した学習しかしてこなかった人にとっては、ハードルの高い問題です。

3文トレーニングは、意図問題を解く練習として、上記本で薦められているトレーニングです。

3文からなる2つの会話から、話し手の意図を選ぶもの。会話1、会話2とで、それぞれ異なる意図を持った同じ表現の発言者の意図を選ぶもの。

例えば、会話1と会話2に I wish I’d thought of that. との表現があり、それぞれの意図を選択肢から選ぶ問題です。

このトレーニングは、1時間目のリーディングのときは簡単に思えましたが、3時間目のリスニングでは難しく思えました。

ヒロ前田氏によれば、「英語のコミュニケーションに多く触れて、英語の語感を養うと、徐々に全文を読まなくても解ける問題が増えてくる。」とのことです。

新形式問題の攻略法

その他のTOEIC新形式問題として、チャット問題、グラフィック問題、文選択問題、位置問題、トリプルパッセージなどがあります。

これらの問題についても、実際に問題を解きながら攻略法の講義がありました。攻略法の実際は、テキストになった書籍に詳しく書かれていますし、ネタバレになるので、ここでは触れませんが、そのとおりにやってみると確かに解きやすいし時間の節約にもなると感じました。

最後にサインも

終了後、書籍にサインをいただけるとのことだったので、お二人のサインをいただきました。

ヒロ前田氏は、副詞をたくさん用意して来られていて、いくつかのなかから「どれがいい?」と聞かれたのですが、疲れていたので威勢のよい言葉ではなくて、やんわりという穏やかな副詞を選んで書いていただきました。

サイン

 

TOEIC新形式セミナーまとめ

最初にも書きましたが、今回のセミナーは思っていたより年齢層が高めでした。

事前の案内で「授業の約半分は英語で行われるため、目安として600点~990点を取得したことがある方を対象とします。」ということだったので、仮に会社でTOEICのスコアが必要でも、一般的に求めれられる程度のスコアは皆さん取っていると思われます。

それだけに、出席した皆さんがさらに上を目指す理由は何なのでしょうか?

結局、誰からもその理由は聞きませんでしたけど、こうして同年代からさらに上の世代の方々がこうして努力していることが分かり、それだけでも刺激になり、今後の励みになりました。

ヒロ前田氏は合宿やセミナーを多数開催していますが、告知はすべてメルマガで行っているようです。下記サイトから登録するとメルマガが届くようになります。
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